毎日、冷凍ブルーベリーを食べている。
ヨーグルトに混ぜるか、そのままつまむか。どちらにしても、5分もかからない。それでいて、続けるほどに「これはちゃんと意味がある」と感じるようになってきた。
なぜ「冷凍」なのか
ブルーベリーは生でも冷凍でも食べられるが、栄養摂取の観点では冷凍の方が有利だ。
植物の細胞は「細胞壁」という硬い膜で覆われていて、その中にポリフェノールなどの栄養素が閉じ込められている。生のまま食べると、消化だけでは細胞壁が完全に壊れず、栄養素の一部は吸収されないまま体外に出てしまう。
冷凍すると、細胞内の水分が氷になる際に膨張し、細胞壁を内側から破壊する。この物理的な破壊によって、解凍後は栄養素が外に出やすい状態になっている。実際、Journal of Agricultural and Food Chemistry に掲載された研究でも、ブルーベリーを冷凍することでアントシアニンの生体利用率(体内への吸収効率)が向上することが報告されている。
同じブルーベリーを食べるなら、冷凍の方が栄養を効率よく摂れる。それだけで冷凍を選ぶ理由になる。
なぜブルーベリーなのか
ブルーベリーが特別なのは、アントシアニンの含有量が果物の中でもトップクラスであることだ。アントシアニンはポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持つ。
抗酸化とは、体内で発生する活性酸素を除去する働きのこと。活性酸素は細胞を酸化・老化させる原因のひとつで、肌のくすみやシワ、炎症とも深く関係している。
また、アントシアニンにはコラーゲンを分解する酵素(MMP)の活性を抑制する働きがあることも研究で示されている。コラーゲンは肌のハリを保つために不可欠なタンパク質なので、その分解を抑えることは肌の老化予防につながる。さらにブルーベリーにはビタミンCも含まれており、ビタミンCはコラーゲン合成に直接関与している。食べた成分が肌に働きかける、という流れが科学的に説明できる食べ物は意外と少ない。
ヨーグルトとの組み合わせが最高
ヨーグルトにそのまま乗せるだけで、見た目も味もちゃんとしたものになる。甘みと酸味のバランスがよくて、砂糖やハチミツを足さなくても十分においしい。
ヨーグルトの乳酸菌と、ブルーベリーのポリフェノールを同時に摂れるのも理にかなっている。腸内環境を整えながら抗酸化物質も補給できる組み合わせは、朝食として効率がいい。
そのままパクっとつまむのも好きで、冷凍のままでも半解凍でも食べられる。甘くてしゃりっとした食感があって、おやつ感覚でも食べられる。
続けやすいことが一番大事
どんなに体にいいものでも、続かなければ意味がない。冷凍ブルーベリーは買ってきたら冷凍庫に入れておくだけで、いつでも使える状態が保てる。生のブルーベリーのように鮮度を気にしなくていいし、値段も安定している。
「栄養があって、手軽で、美味しい」という条件が全部揃っているから、毎日続けられている。これ以上ない習慣だと思っている。